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「肌に良いと聞いてコラーゲンを飲み続けているけど、目に見えた効果が表われない気がする・・」と思っている方はいらっしゃいませんか?今、市場には様々な「コラーゲン」のサプリメントが売られていますが、お肌にちゃんと吸収されるには、「加水分解」するなどして、分子量を小さくした「低分子型」のコラーゲンサプリを選ぶ必要があるのです!そこで、正しい「コラーゲンサプリ」の見分け方と、普段の食事に摂り入れたいコラーゲンの豊富な食材、普段から心がけたいお肌のお手入れ方法等のお話です♪

コラーゲンとは?
お肌とコラーゲンの関係
お肌の老化とコラーゲン!
紫外線とコラーゲン
最新のコラーゲン製品事情!
結論!美肌の為には欠かせないコラーゲン♪
どんなコラーゲンが、いいの?
コラーゲンを食材で、摂る!
食事だけでは足りないなら、サプリで補う!


人の体を構成するタンパク質の3分の2は細胞の中にある非コラーゲンで、残りの3分の1はそれら細胞の周囲にあるコラーゲンで出来ています。コラーゲンと聞くと、「お肌の美容にいい」というイメージがありますが実はそれだけではなく、人の体のたくさんの細胞がそれぞれ正しく働くために必要な栄養素なのです。「コラーゲン」の種類はI型から]型までいろいろな型があります。コラーゲンは複雑な構造のタンパク質であり、肌、靭帯、骨、関節、筋肉、腱、歯グキ、歯、目、血管、爪、髪などの強度と柔軟性を保つはたらきを持ちます。コラーゲンは皮膚(皮)に多く含まれますが、皮膚や内臓の形状を健康に保つためにとても重要な要素です。コラーゲンを合成したり、代謝を促したりするためには、同時に鉄や亜鉛、ビタミンC、タンパク質などを摂取すると良いと言われています。




でもやっぱりコラーゲンといえば、「お肌」とイメージする人も少なくないと思います。そこで、コラーゲンとお肌の関係について最新の情報をもとにお話させていただきます。
元来、コラーゲンは密集した束の状態で存在しています。しかし、年をとるにつれ、水平に並んでいた束がバランスを失い、密集度が低下してきます。コラーゲンは細胞外基質の構造成分のひとつで、皮膚組織内の細胞を統合します。コラーゲンは、エラスチンやプロテオグリカン、その他の構造成分である各種グリコプロテインと共に、皮膚細胞に直接的な影響を与えます。皮膚は体の中でも1番大きな組織です。表皮は2週間ごとに新しく再生します。皮膚は3層で成り立っていて、いちばん外側の表皮は空気中の有害物質から身を守るため、小さな分子しか浸透できないようになっています。コラーゲン分子は大き過ぎるため、ほとんどのコラーゲンクリームは肌の内部に到達できていないのです。一番外側の表皮層の下にはあと2層組織があり、そこでは皮膚の構成が調えられ、多量のコラーゲンが蓄積されています。この部分にコラーゲンを補給しなければ、真の効果は得られません。私達は年をとるにつれ、体温調節や触覚、また痛覚などに障害がでてきます。同時に、表皮と真皮の結合部が薄くなり、萎縮したように見えてきます。これは、皮膚細胞密度の低下だけでなく、皮膚のコラーゲンとエラスチン繊維量とその性質が変化したことによって起こります。



肌の老化には様々な要因がありますが、その大部分が表皮下で行なわれる細胞間密着分子の合成に関係しています。これらの老化因子は直接的あるいは間接的にマイクロ炎症周期を刺激し、コラゲナーゼの分泌と活性酸素(フリーラジカル)の発生を引き起こします。コラゲナーゼとはコラーゲンを食いつぶす酵素です。その結果、皮膚を支えている基質(マトリックス)がゆっくりと破壊され、皮膚表面・内面ともに様々な変化があらわれるのです。タバコの煙や紫外線などが肌の老化を進めるとされていますが、私達の体に備わる代謝機能とそれにかかる時間も肌の老化を進める要因となっているのです。例えば、私達の細胞のほとんどがブドウ糖(血糖)をエネルギー源としていますが、たまに糖化が起こり、ブドウ糖とタンパク質が結合することがあります。その結果、結合しているタンパク質(コラーゲンも含む)と交差連結できる糖化最終産物が形成されます。実験によると、糖化が高分子コラーゲンの集結力を妨害します。糖化最終産物はタイプIVコラーゲン分子のネットワーク形成も妨害します。タイプIVコラーゲンは肌の基底細胞膜の構造を安定させるため、糖化が起こると肌の老化が著しくなります。代謝という生きるために必要な自然の機能が、コラーゲンを破壊して肌の老化を進めるというなんとも痛ましい話です。他にもエストロゲン値の低下やストレスなどがコラーゲンの分解を招き、肌の老化を進めます。



日光浴(紫外線にあたる)も、長い年月をかけてコラーゲンを減少させます。紫外線を吸収すると、体内で活性酸素が発生し、皮膚のタンパク質、脂質、そしてDNAを酸化させ、細胞構造を壊し、抗酸化力を奪います。また、DNAが紫外線を吸収すると、隣合わせのタンパク質同士が交差結合し、大変なことになります。終いには、「マトリックス・メタロプロテナーゼ」という破壊酵素が増え、タイプIプロコラーゲン(コラーゲンの前駆分子)が減少します。「マトリックス・メタロプロテナーゼ」の活動が活発になると、皮膚の結合組織も分解され、部分的に分解されたコラーゲンが4倍にもなります。こういった活動が重なり合って、肌のダメージが引き起こされるのです。自然発生するフリーラジカルもあるため、程度にこそ差はあるものの、日焼け対策をした肌にもこのような肌の老化はみられますが、紫外線を浴びると、その危険度は一気にアップします。日焼け止めは惜しげなくたっぷり使うようにしましょう。 



1982年に初めてコラーゲン注射による肌の若返り治療がなされました。直接コラーゲンを真皮層に注入するこの治療法は、即効性がありますが、自然のコラーゲンと共に時がたつと分解されてしまいます。そのため定期的に注射しなければなりません。この治療法に注目した多くの化粧品会社は、早速コラーゲン入りのクリームや美容液などを開発しました。 しかし、これらのコラーゲン分子は大き過ぎるため、表皮を通過できず、注射のような効果は得られません。しかし遂に、コラーゲンのような大きな分子も表皮を通過できる浸透システムが開発されたという報告があがっています。この新しい経皮システムとコラーゲンを組み合わせれば、肌に塗るだけで真皮層にコラーゲンが直接入り込み、コラーゲン注射と同じ効果を得ることができるというものです。臨床実験や学会レポートを検証したところ、肌の老化を示す特定兆候を逆行させる効果が、特に40歳以上の人に多くみられることがわかったそうです。




上記からもわかるようにやっぱり美肌には「コラーゲン」が欠かせません。コラーゲン不足は直接肌の老化に関係してくるというからこわい。空気が乾燥する季節、お肌の乾燥はシワ」の大敵です。そこで、お肌を「シワ」から守る為の乾燥対策や洗顔など、コラーゲンと関連したマメ知識のお話をさせていだだきます♪

★小ジワを防ぐ!★
角質層に十分な水分を保ち、「ケラチン繊維」の弾力を保つことが「小ジワ」を防ぐ対処法です。「ケラチン線維」は、肌の角質層に弾力を持たせているクッション的な役割をしています。乾燥によってそのクッションに水分が少なくなると、柔軟性が失われ、弾力がなくなっていき、皮膚の折り畳みの度に無理な力が掛かり続けるうちに「小ジワ」の発生につながってしまうのです。ですので、きちんとお肌を保湿してあげましょう。コラーゲン配合の化粧水や美容液などもあるので嬉しいですね。コラーゲンを直接肌に塗るタイプのものは、ものにもよりますが、直接コラーゲンが肌に吸収されるものは少ないようなので要注意!しかしいずれにしても水分を保つ「保湿効果」が高まることが期待されます。「ヒアルロン酸」や、今大人気の「コエンザイムQ10」配合のものも更なる保湿効果が期待できます。

★大ジワを防ぐ!★
大ジワは、真皮の2つの線維「コラーゲン」と「エラスチン」がダメージを受けると、乾燥で出来た小ジワ(皮膚の折り畳みによって出来た線)をもとに戻せなくなり「大ジワ」になってしまいます。コラーゲンやエラスチンは皮膚の真皮に含まれ、皮膚に弾力を与えるタンパク質です。ですが、 真皮に「紫外線」が届くと、「エラスターゼ」という酵素が分泌され、エラスチンにダメージを与えてしまいます。それにより皮膚の弾力が失われ「大ジワ」の原因に繋がってしまいます。また、甘いものなどの摂りすぎで、摂り過ぎた糖分がコラーゲンに入り込むと、化学反応が起こり、コラーゲン自体が硬くなってしまうそうです。ですので、「大シワ」を増やしたくない方は、紫外線対策や、糖分を摂り過ぎないよう心がけたほうがよいと言えるでしょう。

★洗顔ポイント★
*洗顔料を使って優しく洗いましょう。
(ごしごし洗いは角質層の皮脂が奪われる危険があります。)
*洗顔はぬるま湯で。
(冷たいと皮脂が出なくなり、熱いと皮脂が溶けてしまう為。)
*洗顔したらなるべく早めにすぐにお手入れしましょう。
(時間が経って、水分が蒸発してしまった後では間に合いません。)




その製品にもよりますが、いちばん効果が得られやすい使い方は洗顔直後の毛穴が開いた状態の肌につけるのがいいといわれています。化粧水を付けたあとでは、膜が貼ってしまうので、コラーゲン成分が肌に浸透していかないことがよくあるのだそうです。また、製品によってはコラーゲン製品を肌につけてから、15分ほどかけてじっくり自然乾燥させるというものもあるそうです。また、最後にアンチエイジング作用のある保湿クリームなどをつければ、なお理想的といえます。(製品により使用方法が異なりますので必ずその製品の使用方法にしたがってご使用下さいませ)
また、軽い運動を合わせることで、効果が増すそうです。息が切れずに会話をしながらできる程度の軽い運動、ウォーキングなら1日10分程度の運動が良いということです。やはり適度な運動は、いろいろな体に良い作用があるということですね。




ひとくちに「コラーゲン」と言っても、実はコラーゲンは構造や性質から19種類が確認されるなど、種類が豊富にあります。よく聞くI型・V型・W型コラーゲンは、お肌によい働きをもたらす助けを与えてくれます。また、U型コラーゲンには、進行性リウマチの症状を軽減する働きがあるのだそうです。もともと人の体にはコラーゲンと非コラーゲンを食品から摂取し、合成する力を持っていますが、17歳頃をピークに弱まっていきます。美容や美肌を保ちたい方は、普段の食事や、足りない分はサプリメントで補うなどして、積極的にコラーゲンを摂りたいところです。最近よく耳にするのは『コラーゲンペプチド』や『海洋性コラーゲン』ですよね。同じコラーゲンでも一体何が違うのか、簡単に説明してみましょう。

◎『海洋性コラーゲン』
これは 魚の皮・鱗・骨から抽出される天然コラーゲンのことです。従来コラーゲンは牛や豚、鶏などの動物性コラーゲンが主流でした。しかし2001年、 BSE(狂牛病)の問題もあって、国内でも動物性コラーゲンの使用を取りや める動きがでてきました。そしてより安全性を求める消費者の声に応えるべく開発されたの が、この魚由来のコラーゲンです。動物性コラーゲンの濃度が3%以上になるとにおいが強くなるのに対して、魚由来の海洋性コラーゲンは10%ほどの高濃度水溶液にしてもにおいがなく、すばやく消化・吸収できることも、人気の理由です。

◎『(低分子)コラーゲンペプチド』
これはコラーゲンを安定化するため分解したものです。コラーゲンを煮沸して小さくしたものがコラーゲンペプチドです。このように低分子化することにより溶解性が向上し体内吸収率がぐんとアップします。こうしてコラーゲンペプチドに分解することによって100%に近い吸収率を期待することできる上に、体内でのコラーゲン生成を促進することで身体機能を活性化させ、老化を防止することができるのです。




コラーゲンは、サプリメントになったものが簡単に手に入れることが出来て便利になりました。ですが、サプリメントを買うときには「低分子(ペプチド)タイプ」かどうかを必ずチェックするようにして下さい。コラーゲンサプリが人体で活用する為には、「加水分解」するなどして、分子量を小さくする必要があるのです。ですが、一般的に売っている物の中で、ただ「コラーゲンならよい」というような、分子量が大きいままで、低分子にしていなく、吸収率のことを考えていないコラーゲンサプリメントも見かけるので要注意です。「加水分解」されているコラーゲンサプリかどうかは、【加水分解】とか【低分子】【ペプチド】と明記されているものが、そうです。何も明記されていないものは、「そうではないもの」と考えた方がよいでしょう。つまり、物は間違いなく「コラーゲン」だけど、分子量が大きい為、吸収率があまり期待出来ない「コラーゲン」ということが多いのです。そして、これまで述べてきたように、コラーゲンの合成・促進にはコラーゲン以外の栄養素も関係しています。ですので、コラーゲンを摂取すると同時に根菜やほうれん草などを食べると良いかもしれません♪


〜★弊社でのお取り扱い商品★〜


コラーゲン(錠剤)


1個 2,600円


2個 4,700円



コラーゲン(粉末)


1個 2,700円


2個 4,900円


(※上記は通常価格になります。セールにより価格が変わることがございます。)

*こういった製品や成分などの情報については発行時点の研究や論文に基づいて書かれています。研究の進歩により内容が変わる場合もありますのでその際はご容赦下さい。また、これは成分の働きや効能を保証するものではございません。あくまで参考知識としてご活用ください。

<参考資料>:日本ジャーナル出版「自然と健康」
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