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20世紀最後の素晴らしい天然物質!?【キトサン】は、カニの殻に含まれていた!?

キトサンって??
キトサンの歴史
20世紀最後で最大のバイオマス!?
臨床実験で証明!キトサンパワー
キトサン作用をもっと詳しく!
注意すること


ドラッグストアなどに行って、パッケージに写るカニの姿を見たことありませんか??ダイエットサプリではもうお馴染みのキトサン。
キトサンは「キチン」から成る繊維で、1859年フランスの科学者ユーゲによって発見されました。キチン質は、キチンとキトサンの総称ですが、これはカニやエビの甲殻や昆虫の外皮、イカ・貝などの軟体動物の器官、キノコなど菌類の細胞壁など、地球上に広く分布している生体高分子(多糖類)です。カニやエビの甲殻から、土の中の菌類に至るまで、全部合わせると地球上に1千億トン存在すると推定されています。カニの殻から炭酸カルシウム、タンパク質、色素などを除いて精製したものを「キチン」といいます。さらに「キチン」からアセチル基を外して、抽出精製したものが【キトサン】です。もうちょっとわかりやすく言うなら、「キチン」をより多方面で活用できるように整えたものが【キトサン】ということです。しかしカニの殻からキチンを取り出しキトサン化する際、どうしてもキチンが20%ほど残り、キチンとキトサンが混じった状態になるため、別名「キチン・キトサン」とも呼ばれます。多くの点でキチンは、高等動物におけるコラーゲン、植物におけるセルロースに似た役割を担っています。現在、一般的に利用されているキチン質は、カニの殻から作られるものです。カニの殻はもともとは老廃物として扱われていましたが、資源として有効利用するための研究が進められてきました。そうして研究を進めていくうちに、キトサンがもつ作用が明らかになってきたのです。それは「20世紀最大・最後の天与のバイオマス(生物資源)」とまで言われるほどです。


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■1811年 フランスの自然史学者ブラコノーがきのこに含まれている未知の物質を発見する。
■1823年 フランスの科学者オジ−ルがこれを「キチン」と名付ける。
■1859年 科学者ユーゲがキチンを脱アセチル化して、新しい物質を得る。
■1894年 科学者ホッペ・ザイラーがこれを「キトサン」と命名する。
■1977年 米国で第1回キチン・キトサン会議が開催される。
■1982年 日本でも農水省によってキチン・キトサンの研究が始められる。(日本キチン・キトサン研究会発足)
■1985年 文部省が約60億円を投じて、全国13の大学でキチン・キトサンの基礎・応用研究が奨励される。
■1986年 鳥取大学の平野教授による動物実験で血中コレステロール・中性脂肪値の減少効果が確認される。
■1992年 食塩摂取による血圧上昇抑制効果が確認される。/ チェリノブイリ原発爆発による放射能後遺症に対するキトサンの臨床研究が開始される。
■1993年 国立健康・栄養研究所が人体でのコレステロール低下作用を確認。
■1996年 日本キチン・キトサン学会発足。

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前述にもあるように、キトサンの作用は「20世紀最大・最後の天与のバイオマス(生物資源)」とまで言われるほどです。キトサンの応用範囲は広く、健康食品として用いられている以外にも、農業、医療、紡績、化粧水に至るまで、実に幅広い分野で大活躍しているのです★彡

*農業分野
土壌改良剤・成長促進剤・殺虫剤・抗ウイルス剤など。

*医療分野
人工皮膚・縫合糸・人工透析膜・人工じん帯・人工支柱・動物用治療具・薬剤用カプセル・除放性フィルムなど。

*環境分野
廃液凝集材・重金属排除・汚水処理・貴金属吸着・放射線物質吸着など。

*工業分野
石鹸・毛髪剤・衣類・寝具類・玩具類・染料紙・各種フィルム類・化粧品・ハミガキ・入浴剤・木工塗料・ブラウン管など。

*食品分野
健康食品・食品の添加剤・防腐剤・ペット用飼料など。

しかし!!これらはまだ応用のごく一部です。まだまだ未知なる可能性を求めて研究が進められている途中ですが、これまでにわかっているキトサンの代表的な作用についてこれから少しずつお話していきます♪

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キトサンの歴史が始まってから、およそ200年弱...今やキトサンは生活習慣病対策に欠かせない機能性素材として認知されつつあります。これまでに臨床実験でキトサンの作用が証明されたものは、こんなにたくさんあるんです。

●コレステロールの調整 ●代謝促進 ●ダイエット作用 ●抗カビ・抗菌
●放射性物質や重金属の除去作用 ●免疫力の強化 ●自然治癒力を高める
●便秘改善 ●貧血改善 ●骨粗鬆症改善 ●腸内の有用菌を増殖
●抗ガン・抗腫瘍 ●自律神経の調節 ●口臭防止 ●肝機能増強作用
●血圧降下 ●リウマチ

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■ダイエットに♪
キトサンは脂肪を吸着して、脂肪の吸収を抑えるので、ダイエット作用が期待できるとして広く利用されています。キトサンは食物線維と同様、体内では消化されません。キトサンは消化管を通り抜ける間に自らの重量の4倍以上の脂肪をからめとり、脂肪が体内に吸収される前に体外へ排出してくれる唯一のプラスの繊維質です。これは 脂肪分の含まれる食べ物を摂取すると、体内では消化するために胆汁を出しますが、胆汁に含まれている胆汁酸やリン脂質は、食品中の脂肪と混じり合って小さな油滴となります。そしてこの油滴はマイナスの電気を帯びているために、唯一プラス電気をもつキトサンが油を吸着することができるというわけです。またキトサンは食物繊維なので、便秘解消のサポートもしてくれます。

■高コレステロールに♪
キトサンは血中コレステロール値を下げる作用があるといわれています。コレステロールは食べ物から摂るよりも肝臓で作られるほうが多いのです。そしてキトサンは肝臓がコレステロールを利用して作る胆汁酸を吸着して排出します。すると肝臓は、排出された分を補うためコレステロールを使って新たに胆汁酸を作ります。こうして血液中のコレステロール値が下がってきます。人間が毎日3-6gmのキトサンを2週間摂ると、コレステロール値が6%下がり、善玉コレステロールのHDLが10%上昇するとの結果がみられたとの報告もされています。また悪玉のLDLコレステロール値も減少させてくれるので、血中の総コレステロール値が減少したことで、血管内にコレステロールが沈着することを防止し、高脂血症、動脈硬化、心筋血栓などの血管系の疾病や、その他の循環器系疾患を予防することができるといわれています。

■腸のお掃除に♪
腸内には、ビフィズス菌や乳酸菌のような体に良い有用菌と、大腸菌などの悪い腸内細菌が混在しています。キトサンは有用菌を増殖させ、有害菌に強い抗菌作用を示すので、腸内菌のバランスを健康に保つことができます。

■免疫力強化に♪
キトサン研究の第一人者、鳥取大学の平野教授は、キトサンに免疫力を強化する働きがあることを証明しました。キトサンには人間が本来持っている自然治癒力を高める力のあることが、ほぼ認められています。さらにキトサンには、体内でマイロファージ(ウイルスなどを食べる細胞)を増やす働きもあり、カゼや感染症の予防などにも働きかけます。医学的な因果関係は解明されていませんが、いろいろな症状が改善されたという報告も多く寄せられています。

■重金属(毒素)の排泄に♪
カルシウム、ナトリウム、カリウムなど、体に必要な金属イオンはマイナスイオンと一緒に自然に排泄されますが、体に有害なものや、難病の原因となる重金属イオンは簡単に排泄されず、体内に蓄積されます。特に現代では、生活環境の悪化などに伴って体内に蓄積される有害物質も多くなってきていると言われています。キトサンには、水銀やカドミウムなどの重金属を吸着、排泄させる働きがあります。

〓こんな方にお勧めのキトサン〓
*高コレステロールの方
*高血圧の方
*体脂肪の多い方
*油分の多い食事をなさる方
*便通の悪い方
*おなかの調子が悪い方
*風邪をひきやすい方
*貧血気味の方


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△キトサンの1日の摂取量は3〜6mgとされています。
△小児や妊娠中の婦人の摂取は推奨されていません。
△腸管の吸収不良症候群の方は摂取しないようにしてください。
△キトサンは腸管内の脂肪を除去すると同時に、ミネラル類やビタミンの吸収も阻害してしまいます。キトサンを摂取する場合は、食事やサプリメント等で脂溶性ビタミンやミネラルや必須脂肪酸などを補うことをお勧めします。
△長期(2週間以上)継続して摂取しないようにしてください。
△キトサンの主原料はカニ殻です。カニやエビ等にアレルギーがある方のご使用はおやめください。


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*こういった製品や成分などの情報については発行時点の研究や論文に基づいて書かれています。研究の進歩により内容が変わる場合もありますので、その際はご容赦下さい。また、これは成分の働きや効能を保証するものではございません。あくまで参考知識としてご活用ください。