ドラッグストアなどに行って、パッケージに写るカニの姿を見たことありませんか??ダイエットサプリではもうお馴染みのキトサン。
キトサンは「キチン」から成る繊維で、1859年フランスの科学者ユーゲによって発見されました。キチン質は、キチンとキトサンの総称ですが、これはカニやエビの甲殻や昆虫の外皮、イカ・貝などの軟体動物の器官、キノコなど菌類の細胞壁など、地球上に広く分布している生体高分子(多糖類)です。カニやエビの甲殻から、土の中の菌類に至るまで、全部合わせると地球上に1千億トン存在すると推定されています。カニの殻から炭酸カルシウム、タンパク質、色素などを除いて精製したものを「キチン」といいます。さらに「キチン」からアセチル基を外して、抽出精製したものが【キトサン】です。もうちょっとわかりやすく言うなら、「キチン」をより多方面で活用できるように整えたものが【キトサン】ということです。しかしカニの殻からキチンを取り出しキトサン化する際、どうしてもキチンが20%ほど残り、キチンとキトサンが混じった状態になるため、別名「キチン・キトサン」とも呼ばれます。多くの点でキチンは、高等動物におけるコラーゲン、植物におけるセルロースに似た役割を担っています。現在、一般的に利用されているキチン質は、カニの殻から作られるものです。カニの殻はもともとは老廃物として扱われていましたが、資源として有効利用するための研究が進められてきました。そうして研究を進めていくうちに、キトサンがもつ作用が明らかになってきたのです。それは「20世紀最大・最後の天与のバイオマス(生物資源)」とまで言われるほどです。
|